都内某所にある大きな洋館には、高校生で執事の羊くんと、
小学生の一姫お嬢さまが二人で仲よく暮らしていました。
以前は大金持ちで使用人も大勢いましたが、数年前に
一姫お嬢さまのお父さんが失踪してからは、
使用人たちは次々と辞めていってしまいました。
お母さんも一姫お嬢さまを産んだ直後、
当時七歳の羊くんに預けて家出してしまったため、
今は一姫お嬢さまの元に羊くんしか残っていません。
節約上手で家事万能、気くばり上手な癒し系
スーパー執事として、一姫お嬢さまの面倒を見てきた
羊くんですが、とうとう蓄えが底をついてしまいました。
このままでは、二人とも路頭に迷ってしまいます。
そこで手っ取り早く稼ぐため、一姫お嬢さまは
芸能界デビューを目指して子役オーディションを
受けることにしました。
ところが一姫お嬢さまは、ルックス的に文句なしの
美少女なのですが、人見知りな性格のため、歌えない、
演技できない、笑えない、話せないと問題だらけで、
オーディションに落ちてしまいます。
落ち込む一姫お嬢さまを慰める羊くん。
二人は思案のあげく、洋館で下宿屋をはじめることにしました。
羊くんと一姫お嬢さまが細々と暮らしていけるだけの家賃に、
次々に現れる個性豊かな下宿人たち。